学生 キャッシング 奨学金 借金地獄

大学生になるには多額のお金が必要に

【参考:奨学金=借金です!子どもを返済地獄に落とさない大学進学費用の作り方】
https://latte.la/column/32880383

 

高校に私立高校と公立高校があるように大学でも国立などの公立大学と私立大学があります。

 

また4年制の大学に進学する場合、単純計算するならば短大や専門学校の2倍の学費が必要となる計算に。日本には私立大学の方が圧倒的に多いため、大学進学にはどうしても多額のお金が必要となる現実があります。

 

また大学進学で必要になるお金は学費ばかりではありません。自宅から通学できる距離に学校があるのであれば、学費以外に必要となるのは交通費や昼食代くらいかも知れませんが、自宅から通えない距離に学校がある場合には一人暮らしをする必要もあるでしょう。

 

この費用の捻出はどうしたら良いのでしょうか?

 

現状は全大学生の50%以上が奨学金の利用者に

大学進学にあたり4年間の学費をざっと計算すると最低でも400万円は必要になるでしょう。また一人暮らしをする場合、学生寮に入ることができずアパートに入居する場合には、家賃と生活費を合わせると最低でも月に10万円は必要になるかも知れません。

 

親に学費や生活費の仕送りができるだけの経済力があれば何の問題もありませんが、現状では全大学生の50%以上が「日本学生支援機構」の奨学金制度に頼っているというデータが公表されています。

 

日本学生支援機構の奨学金制度とは?

現在、日本の大学生のうち半数を超える学生が頼りにしている日本学生支援機構の奨学金制度とはどんなものなのでしょうか。

 

奨学金と一口に言っても実際には2種類あるんです。

  1. 貸与型奨学金
  2. 給付型奨学金

【参考:JASSOの奨学金とは】
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/index.html
文字から大体予想できますが、以下でこの2つの奨学金について詳しく説明していきます。奨学金は親が借りるものでなく学生本人が借金するものであり、学生がキャッシングを利用するのと似ている部分もあるんです。

 

貸与型奨学金とは

貸与型奨学金とは、大学院や大学・短大や専門学校などに進学する学生や生徒を対象として、以下の2つのタイプがあるんです。

  1. 第一種奨学金(無利息)
  2. 第二種奨学金(利息付)

このように無利息と利息が付くタイプがあるワケですが、無利息で奨学金制度を利用できるのは、特に優れた学生や生徒であり経済的理由により就学が困難となっている人です。

 

また第二種奨学金については第一種奨学金の利用の対象となる基準(学力・家計・人物・健康)よりも緩やかとなっていて、大半の学生がコチラの奨学金制度が適用されているのが現状となっています。

 

利息の付くコチラの奨学金制度の金利は次のようになっています。

  • 利率固定方式:年0.63%
  • 利率見直し方式:年0.10%

返済は卒業後の10月までの据置となりますが、在学中にも利息が発生しているため、低金利とは言え卒業後の返済には十数年から二十年ほどの期間を要し、毎月1万円~3万円程返済に必要となるのが一般的です。

 

給付型奨学金とは

給付型奨学金とは、海外留学のための奨学金制度のことを言います。留学生交流を推進するための留学生の受入れや派遣において様々な支援事業を実施しているということです。

 

因みに給付型奨学金制度はそれぞれの大学でも存在していて、返済不要の奨学金として知られています。ただし中にはその後の就職が条件となっている場合もあり、この種類の奨学金の場合には実施している団体により内容が大きく違っているようです。

 

奨学金、つまりそれは借金地獄の入り口かも知れません

ここまで奨学金制度には利息がないタイプと低金利ながら利息が付くタイプがあることを紹介してきましたが、特に第二種奨学金の利息アリの方は、卒業後の生活に大きく影響をすると言われています。

 

大学卒業にきちんとした会社に就職できれば、奨学金が無駄になることはないかも知れませんが、就職できても給料が安い所だった場合、少ない給料から毎月3万円弱の返済をして行くことになります。

 

そのため、言ってみたら奨学金を使わずに大学に進学した人よりも給料が3万円少ないということに等しくなりますよね。

 

奨学金の返還ができずに滞納をしている人が20%にも上るというデータも出ているくらい、毎月3万円、それも10年以上継続して行くとなると、やはりかなりキツイ状況と言えるでしょう。

 

奨学金の利用は借金地獄への入り口であり、奨学金と借金地獄には深い関係性があると言えるのです。

 

奨学金の返済、延滞でブラックになることも

奨学金の返済は多くの人が利用している団体の制度であるからと言って決して甘く見てはいけないということです。

  • 督促の電話や郵便が届く
  • 延滞金が加算される
  • 返還開始から6カ月経過した後に3か月以上の延滞があると新情報機関に登録される

返還の延滞には一般の金融機関と同じ扱いになり、キャッシングで返済を延滞した時と同様に信用情報にもキズがつくブラックの状態にもなってしまうんです。

 

奨学金と言えども一種の教育ローンでもあり、借金であることには変わりありませんし、この状況は正に借金地獄と言えるでしょう。

 

奨学金の返済が困難な時には救済措置の利用がおすすめ

奨学金の返還がどうしてもキツイという時には、以下の3つの救済制度を利用することをおすすめします。

  1. 減額返還
  2. 返還期限猶予
  3. 返還免除

 

減額返還とは災害や病気、経済困難や失業などを理由に返済が困難となった場合に利用できる制度です。
具体的には1回あたりの分割払い金を1/2にして返済していく方法となります。ただし、その分返済の期間が長くなるため、利息も増えることになります。

 

返還期限猶予については、上記と同様の理由が生じた場合に一定期間だけ返済を停止する事ができる制度となっています。ただしその後は引き続き返済していく必要があるため、元金や利息の免除はありません。

 

返還免除は本人が亡くなり返済ができなくなった場合、心身の障害により労働する能力が亡くなった時、また教育又は研究の職に就いた場合に奨学金の返還を免除される制度となっています。